“感じるまま”

なんとなく、年に1度くらいはセルフで作品を撮っています。
今回は多重露光で撮ってみたり、ストロボを手持ちにしてみたりして遊びました。

これはこうでなくちゃいけないとか、ここはこうするべきという小さな決まり事みたいなものが、音楽に対しては多少あります。
ある程度の自分なりのルールに従って創っていくことで、クオリティを高めていく心づもりで。
縛りではない、規律というか。

それには少しばかりの経験や技術が必要で、感性と同時にアタマも使うのです。
強いこだわりを細部にまで表現するには、感じるだけでは足りないときがあるから。

でもセルフで撮るこういう作品は、もっともっと自由でいたくて。
誰の手も借りずにやる分、感じるままでいいんじゃないかなと。
技術や知識がまだまだ足りなくても、“感じるまま”を楽しみたい。
小さな子供がオモチャを手にして遊ぶような感覚で。

Chie*