ゆぅらゆら。
こんなにながぁいおはなが、ゆぅらゆらと。
ゆっくりと巨体を左右にゆらして、とてもご機嫌そう。
動物がね、好きなんですよ。
りっぱなツノがあったり、おおきなクチバシがあったり、
しましまだったり、くびをうんとのばしたり、ぴゅんとすばやくはしったり。
こんなにも違うカラダで、でも同じ生き物で、そして一緒に生きてる。
そうだ、ここはみんなの地球だったんだ、なんて思うわけです。
私は欲張りだから、目の前に特別な美味しいモノがあればつい、
お腹いっぱいになるまでたいらげてしまう。
動けなくなるほど食べてしまえば、野生の動物達にとっては命取りになるだろう。
“腹八分目”の大切さを細胞レベルでわかっていても、
そんな本能をいとも簡単に押しのけてしまう、欲望。
それが、人間。
ほどほどに心地良く、そこそこ快適な暮らしをやめないで、欲しがりすぎず、
かつ彼らの生活を脅かすことなく、みんなで生きていけないだろうか。
なんて考えてしまうことが、欲張りな証拠なのかな。
せめて、生き物が棲めないようなところを、人間の手で作り出さないように。
この地球を、間借りしているんです。私たちは。
サイが好きです。
あとは、マレーバクとコビトカバ。
フラミンゴは、言うまでもなく。
あ、キリンもね。