チョコレートは恋の味。
アーモンドダイスと玄米のフレークを使った
クランチチョコが出来ました。
この前のプリンのカップに入れてラッピング。使えるw
世の中では有名ショコラティエが手掛けた
セレブゥ☆なショコラが人気のようですが、
チョコを手作りするなんて、この時期だけですからね。
楽しまないと。
幼かった恋の記憶に、やっぱりチョコは付きモノ。
バレンタインデー当日は、教室中に浮き足立った空気が流れていたっけ。
授業や先生の話なんて、聞いちゃいないし。
それどころじゃないデショ。
下駄箱に押し込むか、机の中に忍ばせるか、
階段の踊り場に呼び出すか、家まで押し掛けちゃうか…。
もう頭ん中でシャッフルしちゃって、ハナヂ出る寸前。
むしろ吐きそう。
あぁ、思い出したらドキドキしてきた。
これ全部トライしたことも、思い出した。
テンパリングって結構難しくってね、うまくいかないんだよ。
量り売りのブロックチョコを1kgくらい買って、
苦戦して格闘して、大量に出来たチョコの中から選りすぐりの
いくつかがようやくラッピングまで辿り着く。
鏡の前で深呼吸して、身だしなみの最終チェックをしてると
「あら、出掛けるの?」と声をかける、含み笑いを浮かべた母。
家中が甘い匂いに包まれてたなぁ。
想いを伝えるだけで、気力も勇気も全部使い果たしたあの頃。
なんであんなに難しかったんだろう。
もし断られたりしたら、世界が終わるとすら思ってた。
本当に、本当に、泣けるくらい精一杯だったんだよ。
応援してあげたいね、あの頃のア・タ・シ!!
今年もたくさんの、恋のつぼみが実りますように。
そしてあの時添えたカードが、どうかどうかどうか、
この世に残っていませんように…。
chie.