ママのママ

気付けばご無沙汰！すみません。
週末はいとこの結婚式で北海道の苫小牧に行っていました。
本当に週末だけだったので、ちょっと忙しかったです。もっとのんびりしてきたかったなぁ…残念！

久しぶりのおじいちゃんの家は、懐かしい匂い。
私が小学校1年生くらいの時に知り合いの紹介で撮った、アイスだかゼリーだかのポスターが今でも貼ってあった。
レトロ〜！とまではいかないけど、なんだかムズ痒い気分。つーか前歯抜けてるし！
そういえば本当は兄と一緒に撮ることになってたのに、撮影当日に高熱を出して別の男の子に代わったんだっけ。
ココ一番に弱い男、兄・タケシ。
でもタイミング悪く歯が抜けちゃってる私も、ヒトのこと言えないけどね。

小さい頃はもっともっと広いと思ってた部屋も、なんだかこぢんまりして見えるなぁ。
あぁ、私が大きくなったのか。

で、いそいそと結婚式の準備で着物を着る母と祖母と叔母を見ていたの。

肩が張っていて手の長い私の母は、どうやら着物をカタチ良く着られる体系ではないらしい。
そんな母の着付けを、胸元にタオルを挟んだりしながら祖母が手伝う。
その時の母のふとした表情に、ハッとした。

あんな顔、今まで見たことないかも。

なんて言えばいいんだろう。
心から安心しきったような、小さな子供みたいに甘えた表情。
そうか、ママのママはおばあちゃんなんだ…なんて当たり前のことをしみじみ感じた。
「私のママなのにぃ…」っていう、複雑な感情もカオを出す。ヤキモチみたいな、嬉しいような。
思い出すとちょっと泣けてくるのも不思議。

私はママっ子だと思う。母親の愛情にはとても弱い。
人んちのお母さんと人んちの犬が、大好きなんです。ぎぅ〜ってしたくなるの。
ママとおばあちゃんのことも、ぎぅ〜ってしてきたよ。

chie.