心を費やす。
大人になると、人の気持ちっていうのがわかるようになってくる。
わかろうとする余裕が出来てくるのかな。
わかり合いたいと思う人の気持ちを、じっくり考える。
まず身の回りにあるものを、ひとつひとつどけてみる。
自分の生活環境や日常のルーティン、価値観とか金銭感覚とかも含めて。
特に、好きなものや得意なことっていうのは、厄介だから念入りに取り除く。
で、その人の持っている知り得る限りのものと、置き換えてみる。
そうするとね、あぁ今こんな気持ちなのかなぁなんて、少しずつ見えてくるの。
言われたくないこと、されたくないこと、して欲しいことなんかが、少しずつね。
少なくとも、その人に対する「なんで!?どうして!?」っていうのは、なくなるよね。
人の心を理解する、受け入れる、痛みを知る。
哀れむということではなく、想いを分かち合うという意味での“同情”。
これが出来るようになると、人生観みたいなものがふっくらと豊かになる。
自分の感情を押し付けるような年代は、きっともう過ぎたからね。
大切な人のために心を費やすというのは、自分自身も楽になるのです。
今日はなぜが、指先のささくれが痛くて。
もう何年も、こんなことはなかったのですが。
私って親不孝かな・・・えー母の日なのにーー!?
ありがとう、っていつまでも素直に言えるようでありたいな。