♪Peabo Bryson & Chante Moore♪
行ってきましたよ、ブルーノート東京☆
ピーボ・ブライソン with シャンテ・ムーア!
いやいや、スゴイものを観てきちゃいました。。
バンドの演奏が始まりピーボが登場するも、なかなかステージに辿り着かない。
お客さん、ひとりひとりに握手してるの。ひとりひとり、よ。もちろん私にも。
握手だけじゃない、会話もするしハグもする。
あそこの席の人が今日何歳の誕生日だとか、高校生の若いお客さんが来てるとか、
そんなことまで、しっかり把握してるんだもん。。びっくり!
歌も定評通りの迫力!
声量、張り、ピッチ、コントロールの良さは本当に素晴らしく。
特に高音の安定感は群を抜いている!
え、こっから転調!?もう半音、いっちゃう〜!?みたいな。
でも彼のスゴさはそれだけじゃなくて、聴き逃せないのは、その表現力。
歌詞の一言一言に、とても心を込めているのがわかる。
歌の上手さをひけらかすのではなく、ちゃんと伝えようとしている。
こんなに完璧な歌が、あぁ伝達手段なんだな、とすら思えてくる。
そしてシャンテもステキだった〜☆
バッチリとドレスアップしたシャンテは、思わず溜め息が漏れるほど麗しく。。
それなのに、ステージ上でグイッとストッキングを直してペロッと舌を出す、
飾らない振る舞いがまた超キュート!それだけでトリコよね。
伸びやかで透明感のあるシャンテの歌声にも、すっかり酔いしれた〜。
超高音で(ミニーやマライアみたいなやつね)フェイクを続ける姿を、
ぽかんと口を開けたマヌケ面で見つめるワタシ・・・。
ピーボとシャンテの“愛のセレブレイション”、最高でした。
ただ一緒に歌うんじゃないんだ。
心を通わせること。これがデュエットだよ!
2人のコーラスの女性の、お揃いの衣装も振りも可愛かったな。
“ホール・ニュー・ワールド”と“ビューティ&ザ・ビースト”という大ヒット曲を、
ピーボと肩を並べてしっかり歌いきっていました。
私は密かに、バンマスからも目が離せなかったのですが。。
バンドの指揮の取り方が、完璧だったのです。
興奮してすっかり長くなってしまいましたが、大満足でした!
誰もが知ってる世界的な大ヒット曲を持つシンガーが、目の前のひとりひとりのために、歌う。
小さな日本という国の、東京の一角の、一会場で。
握手をしたり日本語での挨拶も、カタチだけならいくらでも出来るけど、
ピーボのそれは、本物だと感じる。本当に、スゴイことです。
私はね、こういう完璧なステージを観て自信をなくすなんてことは、やめたんです。
そんなの、バカバカしいでしょ?自信がいくつあったって、足りやしない。
でもこんなに雲泥の差があろうとも、共通することはあるんです。
心を込めて歌うこと。
これなら、私にも出来るよ!やるよ!