ふと思ふ。
今日は陽射しが気持ち良かったね。
鼻歌混じりで中央道を行くと、五線譜のように張り巡らされた送電線の向こうに、
どっしりと構える富士の雄姿が、くっきり。
夕方の空も、ステキな表情を見せてくれたよ。
ふと気づいたんだけど、写真を撮るのと、歌詞を書くという作業はよく似ている。
情景をどう切り取るのか。何にフォーカシングするのか。
どこまで寄るのか、ひくのか。上からなのか、下からか。
ボカしても入れたい背景。閉じ込めたい、色、音、匂い。
ムダなようでそうではない隙間に含める、想いや空気感。
音からイメージして歌詞を書いていくことも、
写真を撮って感じて言葉を綴ることも、感覚としては同じだね。
“ことばあそび”をここでたまにやるようになって、歌詞を書くことがラクになった。
ラクというか、日常的なことになってカラダが慣れたんだろうね。
それまでは、もう次は書けないんじゃないかっていつも不安だったんだけど。
時々しか蛇口をヒネらなければ、錆び付きもするし、水は濁る。
どうせたいしたものじゃないんだし、と出し惜しみせずに流していると、意外に出る。
クオリティが高かろうが低かろうが、やってれば何かしらの糧にはなるもんだ。
感じるとか発想するとか連想するってことが、クセになりつつあって楽しいんです。
だから毎日、笑ってられる気がするんだな。
しかし、先日の曲にはまだ着手してません。。
あえて。あえての、インターバル。
フラットにしてから、とりかかりたいのよ。