夏祭りの記憶。
どこへ出掛けても、お囃子の太鼓のリズムが聞こえてきた週末。
豆絞りを首に巻いたワンちゃんも、チラホラ。
夏祭りの記憶は、たくさんある。祭りっ子だったから。
祭りの衣装は1歳くらいから年代別にあって、兄妹や従兄弟たちも毎年着られた。
おろしたての雪駄は鼻緒がきつくて痛いので、何年か履いたものがよく馴染んだ。
ハッピの帯は腰の位置で、ハチマキはねじらないのがカッコ良くて好きだった。
目尻と唇に少しだけさしてもらう、真っ赤な口紅。
で、神輿を担ぐ大人たちの後について歩いて、6歳くらいになると神輿に乗れるの。
休憩の時に飲むカルピスの美味しさ、大人たちのビールの匂い。梅干しの味。
祭りの後の帰り道はちょっぴり切なくて、家に入る前に汚れた足を洗うと夏は終わり。
そんなのが、毎年ね。
袖なしの服が手放せない日々が続いて、そろそろ夏とサヨナラする準備は出来たよ。
また来年、またね。寂しいけど、バイバイ。大好きよ。
そうそう、『Bandcamp』というのを初めてみましたよ!
曲の試聴と購入も出来るみたいです。
覗いてみて下さいね♡