夢の世界は。
どんよりお空のもと、浅草・花やしきまで。
立ちこめるノスタルジー。
めまいがしそう。
あ!!っというまに、1周しちゃった。。
思っていたよりずっとずっと、コンパクトな遊園地でございました。
遊園地というところは、とても不思議な空間。
夢の中に、たくさんの現実が散らばって、染みついてる。
塗装の剥がれや、錆び付きや、止まったままの遊具。
否応なく、グイッと現実に引き戻される。
ミゾオチの辺りが、きゅぅぅっと痛くなる。
それが嫌いっていうんじゃないんだ。
この場所は、きっとこれでもいいような気がする。
でも、あの世界的に有名なネズミさんの遊園地は、そうであってはならない。
あの場所は、カンペキな夢の世界でなくてはならないんだろうな。
だから、洞窟のようなところでアトラクションに乗るのを待つ間、
私は壁に、手を添えたりしない。
ゴツゴツとした岩の質感がどんなにリアルでも、触れた瞬間に、
向こう側が空洞であることや、塗料をのせた刷毛の筋の凹凸を感じてしまうから。
夢の世界にいるには、夢を見たいという意識が必要なんじゃないかな。
その気になる、っていうか。
帰りに、銀座のRING CUBEに寄ってきました。
ようやく『恋するGR』の作品展示を観ることが出来ました!
あんなふうにパネルで飾っていただいて、色々な方に観ていただけるなんて。。
嬉しいです、すごく。ありがとうございます。