星の降る夜に
ペルセウス座流星群、見ましたか?
新月で月明かりもないので絶好の流れ星日和!ということらしいので、
夜中の1時半くらいから3時まで、マンションの屋上に寝そべって眺めていました。
流れる雲の間から時折顔を出す星たちを見ていると、なんだか宇宙を漂っているような気分になって不思議な感覚になりました。
徐々に暗闇に目が慣れてくると、目に映る星の数も増えてくる。
でもまだまだ下界は騒々しく、街の灯りや車の走る音も絶えない。
おかげでカシオペア座くらいしかわからないや。
本当に、眠らない街なんだなぁ。
そろそろいい頃かなと思っていると、さっきまで空のほとんどを覆っていた雲が、ちょうど私の真上だけぽっかりと晴れた。
1点を見つめていると見逃してしまいそうなので、ゆったりした気持ちで全体を見渡して待っていると、スラッ☆と流れ星!
それから4〜5個くらい、明るい流れ星を見ることができました。
正直、東京の空で見られるのかどうかも半信半疑だったので嬉しいね。
ずいぶん前に獅子座流星群を奥多摩まで見に行ったことがあったけど、見える星が少ない分、今回の方がしっかり見れたかもしれない。
宇宙ってすごいよ。気が遠くなるほど広い。
地球なんてその中にたくさんある銀河の、さらにその中のホンの小さな一個でしかなくて、人間が特別だなんてのは思い上がりも甚だしいことなのだろう。
私の命だって小さな小さなものでしかないけど、やっぱりこうして生きていることがありがたいと思う。
毎日を大切にしなきゃ。