05
9月
2013
銀河の船。
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明け方、ブルブルという振動で目が覚めると、ベッドの中で犬が震えていました。
窓の外を真っ白に染めた閃光の後、けたたましい爆音が轟く。
ものすごいカミナリに、布団から顔だけ出して震えるワンコがマンガみたいでした。
脈を打つ地球。圧倒される、ケタ違いのエネルギー。
荒く広大な銀河の海に浮かぶ小さな小さな船のように、私たちの住む場所は存在している。
それだけでも奇跡的なのに、さらに日本には美しい四季があり、いつも違う表情を見せてくれる。
だから暑いの寒いのと、不平不満を言うのはやめよう。
もし何かのはずみで太陽系の軌道を弾き出されたりしたら、私たちはひとたまりもない。
細い細い綱を渡るように、ここにいるんだ。
両手を広げて、ちゃんとバランスを取らないと。
生きていること、与えられた時間を大切にしなくちゃ。
で、今日はじっくり、スタジオで作業。。
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