18
2月
2010
空気を詠む
たなびく雪雲は風を凍らせ
さよならも言わずに行った
入れ替わり降り始めたのは
優しくほころんだ春の予感
懐かしくて嬉しくて緩む頬
待ちわびて膨らんだ沈丁花
共鳴しては香り立つ心模様
空気が揺れて髪を撫でたら
あなたに会えた気がしたよ
春の陽射しに出会えたね。
でもまだまだ寒さは居座る。
こんな瞬間を、見計らうのが好きです。
空気を読んでばっかで気疲れしたら、
感じて、詠んで、遊んでみる、よろし。
いとをかし、じゃよ。
いつも使っているスタジオなのに、
今日はモニターの返しがしっくりこず。
でも気にしない。晴れたから。
だって、どこでだって歌えなくちゃ、ね。
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