嵐の夜に。
窓の外で雨と風がゴゥゴゥと唸る、嵐の夜。
私は友人宅でチーズフォンデュパーティーをしながら、テレビをつける。
キングオブコントに、同じく友人のラバーガールが出演していたのです。
私たちは大笑いしながらも、胸の前で手を合わせて祈るような気持ちで観ていました。
緊張して緊張して、観終わったらもうぐったりしてた。。
残念ながら優勝は逃してしまいましたが、本当に良い試合でした。
彼らがここまで積み重ねてきたものの重さを、まるで自分のことのように感じた瞬間。
そして私がしばらくの間忘れたフリをして、見て見ぬフリをしていた
“挑む”ということの力強さを、思い出させてくれました。
結果のはっきり出るスポーツなどとは違って、お笑いも音楽も受け取り方次第というようなところがある。
好きか嫌いかは、人によって違うから。
その良くも悪くも曖昧な部分に、助けられることも苦しめられることもあって。
自分が目指す場所をいつもしっかりと心に置いておかないと、すぐに迷子になってしまう。
鏡に映る自分の目をまっすぐに見据えて、どこへ行きたいのか、何を手にしたいのか、
時々ちゃんと、問いたださないといけない。
そんなことを、思い出させてくれました。
すごく感動しました。ありがとうございました!