♪Eric Benét @ ブルーノート東京♪
ひゃぁ!
台風のピークにガッツリ巻き込まれて来ました。
待ったり乗ったり歩いたり濡れたり吹かれたりしながら、3時間かけて帰宅。
いつもなら、たった30分の道のりですが。
でもあの日に比べたら、なんてことないよ。なんてことない。
どなたも無事に帰り着けたでしょうか。
さ、昨日はステキな夜を過ごして参りましたよ♪
心待ちにしていた、エリック・ベネイの来日公演@ブルーノート東京☆
林さんにお誘いいただきまして、ご一緒してきちゃいました!
ドラム、ベース、ギター、キーボード、というシンプルな編成のバック。
同期する曲もあるにしろ、ドラムも生音に近いほど抑えめな音作り。
その上に、エリックのアツいヴォーカルが、乗る・・・乗る・・・ノリまくる!!
低音から高い高いファルセットまでを縦横無尽に行き来するパーフェクトな歌声。
マイクだって腕をいっぱい伸ばすくらい離れ上げ。。
もういらないんじゃないかしら、マイク。外音だってそんなに出してないし。
圧巻の“Sometimes I Cry”では、ぶっ通しのファルセットに私の口はポカ〜ン。。
歌い切ったエリックもまた「ア、アリガトゴザイマ〜ス、、デヘヘ。。」なんて、
さすがにフラフラになるほどありったけのチカラで聴かせてくれて、本当に感動!
しっとりとクールに歌うのかと思いきや、内側から迸る熱がスゴかった。
MCもコミカルだし、辿々しい日本語からも彼の人柄やキュートさが滲み出てる。
シャツにネクタイ、でもデニムとウォレットチェーンで着崩しちゃうなんて、
女子にはキュン♥とくるじゃない?まさにそんな感じのステージ!
歌いながらネクタイをグイッと緩めるのとか、もう反則だよー!(♥)
個人的に昨年のベスト1アルバムだった『Lost In Time』からの曲は少なかったけど、
新曲も旧曲も、それからルーツとなるカヴァー曲もバランス良くちりばめてくれて、
私のように初めて観る人にも毎回観てる人にも、ちゃんと楽しめる内容だったよね。
そして数日間に及ぶ日本での公演、体力的にも相当なものなはず。
でも全編を通して観ていると、ペース配分がしっかり出来ているのがわかるの。
抜けるところは抜く、キメるところはキメるっていう。
毎回毎曲を全力でパフォーマンスするというのは素晴らしいことですが、
誰にだって限界はある。人間だもの。みつを(←つい)
その時のベストを尽くすことが大事で、決して出し尽くしてはならない。
どの日のどのステージを観に来た人もしっかり満足させる、というのは一流の業です。
そんなわけでご多聞に漏れず、私もしっかり満足させていただきました♪
こうやって思い出すだけで、今日の台風のことなんて忘れちゃうくらい。
なんてシアワセな夜だったんだろう。。
林さん、ありがとうございました!!