マリー・アントワネット、観てきたよ。
映画『マリー・アントワネット』を観てきました。
女性として、マリーの生き方に興味を持ってる人って結構多いと思う。
良いか悪いかは別として、憧れてしまうところってあるよね。
公開前から前売り券を買って楽しみにしてました。
でも…う〜ん、微妙な感じでした。
ヴェルサイユ宮殿でロケをしたっていうのもあり、
安っぽさは全然ないし、目ではとても楽しめるんだけど…。
宮殿で遊び呆けているシーンばかりが長くて、ちょっと物足りない。
欲望・陰謀や策略が渦巻く愛憎劇(なんか昼ドラみたいだ)、
偶然と必然が重なり合ってねじれていく運命、
最期まで“女”であることにプライドを持って歩んだ断頭台までの道…。
マリーはそういう壮絶なイメージだったから。
フェルゼンとの恋だって、もっと心の奥深くで繋がっているものだと
思っていたのだけど。なんか「遊んじゃった♪」みたいな印象だった。
でも映画という限られた時間の中で、どこを切り取り何を表現していくかで
大きく表情が変わってくる。それもまた面白い。
だってこの映画は本当に、可愛かった。
ドレス、靴、帽子、アクセサリー、それからスィーツ。
素材のひとつひとつ、ハッとするような色使い、
女の子なら誰でもうっとりしちゃうよ。
そっか、これがマリーの青春なんだ。
次にチェックしたい映画は『パリ、ジュテーム』。
予告を観てボロボロ泣いちまった。
おっとその前に『Dreamgirls』ね。
chie.